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『すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)』

今回は発売されたばかりのホリエモンの新書『すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)』を読んだ。

 

 

私の学歴は高校中退で、まともに通っていたのは高校1年生までだったので、洗脳を受けた期間は約10年間ということになる。普通の人なら16年間、学校からの洗脳を受けて過ごすわけだが、短い期間だったのは救いである。そんな私でさえ、世の中の常識に縛られ行動に躊躇していたことを本書で再確認した。学校の勉強なんてまともにやったことは一回もしたことなかったし、成績はオール2でドベ。勉強が大嫌いだった。当時から親や教師の言うことを聞く理由がわからなかったので、ひたすらアニメを見たりゲームをしたりと好きなことをして過ごしていた。誰もわかってくれない孤独感は今でも覚えている。

 

そこでなぜ私が以前と比べてここまで行動が消極的になったのかを分析してみたら、19歳の時に大手の出版社に入社したことだった。中卒で入社出来て、これまでにないチャンスと思い飛びついたわけだが、これが誤算だった。別に過去を後悔しているわけではないし、周りのせいにする気もない。そこでしか得られない学びも確かに多かった。全ては自分の弱さが原因だ。考えが未熟だった自分は、副産物として常識も手に入れてしまった。この魔物が結構厄介なのだ。

 

私はとても自己中な人間なので、会社員時代大した実績もないのに下っ端ながら上司が居残っているのに定時で帰ったり、偉そうにこここうした方がいいんじゃないですか?と意見を投げたりしていた。当時は何も悪いとは思っておらず、ただ普通のことと考えていたのだが、どんどん周りからの反応も悪くなっていく。そして孤立してしまった。

 

論理的に考えればやっていたことは普通のことなのだが、「人と違うことをするとまずい」という同調圧力を次第に認めていた。それを今まで引きずっていてしまったのが行動にブレーキをかけていた原因だ。結局会社を去ることになり、フリーランスとして独立したわけだが、クビにしてくれた上司には感謝している。あのまま温情で会社員を続けてその空気に染まっていたら今の自分はなかったし、会社にも自分にも不利益を被っていただろう。まだ何も成しえていないが、何かを成し得るチャンスはこれからあるかもしれない。幸い、自分の人生の楽しさを追求する時間は残されている。

 

もっと好きなことにとことんハマって自由の翼を思いっきり広げたい。そこらへんのマイルドヤンキーや愛国者で終わるのではなく、まだ見たこともない景色や素晴らしい人に出会いたい。自分の欲望のままに動き一回しかない人生を思いっきり謳歌したい。それが今の私の率直な気持ちだ。可能性に蓋をせず、少しでもやってみたいことにチャレンジしていく。このブログだってそうだ。

 

幸せに生きれるかどうかは自分次第。国家、学校、家族。どこにも依存することなく自分だけの人生を生きてみたいと思う。この常識は本当に正しいのか?自問自答しながら、極端な人生を送れたらそれでいい。