つばちゃんドットコム

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【マネーと国家と僕らの未来】

ビットコインが流通すれば、国民国家のあり方が変わる。世間のニュースを見ていると不安を掻立てるものばかりだが、ビットコインは決して怪しいものではない。未来の新しいお金になる可能性を秘めたテクノロジーだ。

 

 

私たちが普段使っているお金とはドルや円のことを指し、国民国家がその価値を認めているから存在する。紙切れや硬化自体に価値はない。もし国の情勢が傾くことでもあれば、通貨は紙切れ同然となる。そうなったことは過去の歴史上何度もあった。

 

実際、国家の力は日々弱まってきている。生活を変えるイノベーションは民間企業から生み出され、それを私たちは日々使っている。AppleGoogleAmazonなんかがいい例だ。国家に依存する場面が少なくなるということは、国家そのものが必要なくなってきていることと等しい。そうなれば、円やドルの力がなくなってきて当然。信用の裏付けがないものに価値はない。

 

ビットコインの場合、日本銀行イングランド銀行など中央集権を持たないのが大きな特徴だ。トップダウン方式ではないため、一部にとって都合の良い経済政策などはない。世界のみんなが使えるお金と思ってもらえたら大丈夫だ。国家が溶け始めてきた今必要とされているのがこのビットコインなのである。

 

お金とは信用を数値化したものであり、その本質はビットコインでも変わらない。そう考えると今後はこれまで以上に個人の信用が大事になってくる。ビットコインが普及すれば、トランザクションコスト(送金手数料)が劇的に安くなるので、国境を超えて一人の個人にお金(信用)が集まるようになる。これから求められるのは、国家への忠誠心ではなく、自分の価値だ。

 

世界を変えたいやつが勝手に変える。そんな未来が来るだろう。最先端のテクノロジー、お金の本質について知りたい人はぜひ本書を手に取って読んでほしい。