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死ぬほど読書 レビュー 読書とは他者を知り、己を知ること

幻冬舎の社長、見城徹さんがSNSで紹介していることもあって、今回は丹羽宇一郎さんの著書『死ぬほど読書』を読みました。買おうと思った1番の理由は、本のタイトルに惹かれたからです。普段何気なくやっている読書っていったいなんなんだろう?と疑問を持ちながら生きてきたので、今回の本はいつも以上に気になりました。実際に読んでみたら、ほんの少しだけ読書とは何かがわかった気がします。

 

 

 これまでの私にとって読書とは人生の一部で、時間がある時に読む、ただそれだけのものでした。なんで読書をしているのか?そんなことを真剣に考えたことがある人は少ないと思います。ですが私の場合「何で俺はこんなに本を読んでいるんだ?」という思いは常に持っていたし、それがずっと心の隅にあってこれまで蟠りが消えることはありませんでした。

 

著者は本書の中で読書について、「たくさんの人に会いに行ける場所」という感じで語られていました。一見1人で本を読むという作業は孤独なように感じますが、そうではありません。本の先には、その本を書いた著者がいます。その人の過去に、本を通して繋がることができ、心の中で対話することもできます。

 

そのことを知って「ここまで真剣に色々な方の本を読んでいたのは、多くの人と繋がってみたかったからなんだ」と腑に落ちました。そう考えると、これまで私が実際に会ってきた人数は少ないけれど、間接的に繋がって来た人は結構多いのかもしれません。

 

このように、たった1000円ほどのお金を出すだけで誰でも知識人と繋がれる本の存在意義はとても大きいのですが、何よりも本の本当の素晴らしいところは、物事を論理的に考える力が付くことと、想像力を育むことができるところだと思います。

 

そして何より、本を読むと言葉を獲得できます。新しい言葉や文章に出会い、その言葉で思考ができます。正直、今の自分がどこに進みたいかはわかりません。ですが、本を読めば、自分を客観視しながら「今、自分は何をしようとしているのか?」ヒントを与えてくれます。その思考の積み重ねが、人生を変える力になるはずです。今と違う世界に行きたい人は、まずは読書。本当にそう思います。

 

読書をあまりしない人は、みんながみんなとは言いませんが、想像力が低い人が多いと思います。読書をすれば、自然と著者が何を考え、何を感じながら生きてきたのか考えるようになります。それを知ることこそが、現実の人間関係でもとても大切なはずです。たくさん読書をしている人は、それだけたくさんの人の考えを知っている人であり、それが自分の心の余裕にもなっていくので、読書は大切です。

 

自慢話みたいで嫌ですが、私は読んだ本はできるだけブログに書いて記録することにしています。人間、読むだけだったらどうしても忘れてしまいます。ですが、こうやって書いておくことで、今後読み返さないにしても、重要なことは脳に記憶しておくことができます。脳科学的にも、読むだけでなく、書くことで生産性は何倍にも向上するという研究結果も出ているので、ほんの数十行だけでも良いので、書いてみてはどうでしょうか?著者も読むだけでなく、ノートにびっしりと記録していると書いていました。

 

今回、本書を読むことで、改めて読書の大切さ、凄さを知りました。教養とは、自分が知らないことを知っていること。物事を相手の立場になって考えられること。この言葉を胸に刻んで、明日からまたたくさんの本を読み漁ります。読書は、他者を知ること、そして己を知ることです。ちょっとでも興味が湧いた人は読んでみてください。