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仕事するのにオフィスはいらない レビュー ノマドとして生きていくためにテクノロジーで武装しよう

いつも通りTwitterのタイムラインを眺めていたら、佐々木俊尚さんの本のことを熱く語っている人を見つけて興味が湧いたので、早速読んでみました。

 

 

この本が発売されたのは2009年の7月。それから約8年間が経過しています。オフィスを持たないなんて今となっては当たり前ですし、書いてあること自体はごく自然なことなのですが、きっと8年前からしたら信じられないことだったのだと思います。佐々木さんのような情報強者は8年先の未来からやってきた人と言っても過言ではないですね(笑)

 

冗談はさておき、本書では、これからの働き方、つまりノマドになるためにはどうしたら良いかが書かれています。本来のノマドの意味は遊牧民ですが、デジタル社会でいうノマドとは、オフィスを持たずに、好きなところで仕事をする人たちのことです。そのノマドになるために必要なのは

 

(1)ブロードバンド

(2)サードプレイス

(3)クラウド

 

この3つ。ブロードバンドとは、インターネット、サードプレイスとは、マックやスタバなどの環境、クラウドGoogleEvernoteなどのサービスです。これら3つのテクノロジーで武装すれば、誰でもノマドになれます。

 

そう、誰でもなろうと思えばなれるのですが、それを仕事にして食べていくとなるとちょっとした工夫が必要です。そのために欠かせないのがパーマネントコネクティビティです。意味は、"永続的な紐帯"で、仲間や同僚、家族と持続的に繋がっている状態を指します。

 

ノマドと聞くと一見、一匹狼のような姿を想像するかもしれませんが、そんな孤独なものではありません。やはり仕事は他者がいて成立し、動いていくものなのでどんなに離れていても、定期的にフェイスtoフェイスでコミニケーションを取ることが大切です。無駄な動作に見えるかもしれませんが、これをすることで、意思疎通がスムーズになって仕事の生産性が上がります。ここら辺はSkypeやLINEのグループ機能を使うと、より再現もしやすいのではないでしょうか?

 

個人的な視点でノマドを見ると必要になってくるスキルは、アテンション(注意力、集中力)と情報をコントロールする力です。様々な場所で仕事を行うので、どうしても注意力、集中力は散漫になってしまいます。しっかりと自己管理ができる能力がないと、どんどん楽な方向に流されてしまうので、それを制御する力が必要ということです。

 

そのために情報をコントールすることが重要となってきます。そこで使える戦略がACDCと呼ばれるサイクルです。これはある4つの頭文字から取っていて

 

(1)Acquisition(取得する)

(2)Classify(整理する)

(3)Dig(掘り下げる)

(4)Collaborate(連携する)

 

上記4つで構成されています。これらを自分のアテンションの余力に応じて対応していくことが重要です。常に集中力を発揮できる人間なんていないので、その時の状況に応じて臨機応変に対応していく対応力が必要です。(1)と(2)の場合は、そこまでのアテンションを必要としません。隙間時間の活用が簡単になった今、これらを実現することはより簡単になりました。

 

本書は、今から読んでも全然遅くはありません。これから、自分はどのような働き方をしていけば良いのか?会社に頼らず自立して生きていくためにはどのようなスキル、考え方が必要なのか?この本には書かれてあります。最先端の働き方に興味がある人はぜひ読んでみてください。

 

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