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世界から猫が消えたなら レビュー 死は自分が思ってるより早く訪れる

今回は川村元気さんの本が原作の映画『世界から猫が消えたなら』を観た。実家で猫を飼っているのでなんとなく気になって観たが、内容自体はあまり猫に固執していたわけではなくて、命とは何か?人との繋がりとは何か?そちらがメインだった。

 

 

なんというか、もしも明日死ぬとしたら?と自分に投げかけても正直どんな心境になるかはわからない。この主人公のように何かと引き換えに寿命を1日伸ばすかもしれないし、潔く死を受け入れるかもしれない。だが、未来の1日のために大切な何かを失ってそれに関する記憶もこの世から全て消去されるのはなんだか切ないし悲しい。

 

過去をあまり振り返る方ではないが、これまで生きてこれたのも人や生き物との繋がりがあったからだ。それをなおざりにしてまで長く生き延びようとは思えない。これまでの自分の人生の全てを否定するような生き方になってしまうからだ。

 

この映画を観て改めて命の大切さ、切なさを感じた。いつも死について考えることはできないけれど、ふと死が頭によぎった時は生きていること自体に感謝して、今を精一杯生きていきたい。

 

死は自分が思っているよりも意外と早くやってくると思う。それを再認識できただけでも観て良かった。何かを得るためには何かを失う。それは他にはない命そのものだ。あなたは今の命と引き換えに何を手にしますか?